Expressの長所
軽量で柔軟
豊富なミドルウェアエコシステム
- 認証、セッション管理、CORS対策など、多様なミドルウェアが利用可能
- npmを通じて簡単に導入できる
- 自作ミドルウェアの作成も容易
直感的なルーティング
データベース統合の容易さ
Node.jsとの関係
そもそもNode.jsとはJavaScriptをサーバーサイドで実行する処理系です、、
処理系とは言語(この場合JavaScript)を解釈して動かすソフトのことです💡
JavaScript | PHP | Python | |
---|---|---|---|
言語名 | JavaScript | PHP | Python |
主な処理系(エンジン) | Node.js、ブラウザ | PHP(処理系と同じ名前) | CPython、PyPy、Jython |
実行コマンド例 | node(ブラウザでは不要) | php | python |

Webアプリケーション作成
Expressアプリケーションのエントリーポイントとなるファイルを作成
Expressアプリケーションインスタンスを作成
// Node.jsのrequire関数を使って、expressモジュールをインポートします
const express = require("express");
//
const app = express();
express()
を実行することで、新しいExpressアプリケーションインスタンスを作成します- このインスタンスが、以下の重要な機能を提供します:
- HTTPリクエストの処理
- ミドルウェアの追加
- ルーティングの設定
- 静的ファイルの提供
- エラーハンドリング
app.use()
app.use() は、Expressアプリケーションにリクエストに対する処理を追加するためのメソッドです。
app.use((req, res, next) => {
// 何らかの処理
next();
});
// next()は「次の処理に進んでいいよ」というサインのような役割
もっと具体的に説明すると
「リクエストを処理する関数」をapp.use()に渡します
⬇️
その関数は (req, res, next)
という引数を持つ
⬇️
その関数はリクエストに対して何らかの処理を行う
すでに作られた関数(ライブラリ)を渡す場合は「(req, res, next)」記述されません
// req, res, next は見えないが内部で使われている
app.use(express.json());
req, res, next
は必ず存在するのですが、ライブラリを使う場合は私たちからは見えないだけ、ということになります。
リクエスト発生時:
- 定義された処理が上から順に確認される
- リクエストに該当する処理が実行される
next()
がある場合は次の処理へres.send()
などでレスポンスを返すと、そのリクエストの処理は終了