Webマーケティングの基礎知識:オーガニックサーチとペイドサーチの違い、CPCの仕組み、WBRAIDとは?

こんにちは!今日はWebマーケティングの世界でよく耳にする「オーガニックサーチ」と「ペイドサーチ」について解説します。サイト運営やマーケティングに携わる方は必ず押さえておきたい基本中の基本ですよ!

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目次

オーガニックサーチとは?

オーガニックサーチとは、検索エンジンで自然に表示される検索結果のことです。Google、Yahoo!、Bingなどの検索エンジンにキーワードを入力したときに表示される、広告ではない通常の検索結果がこれにあたります。

特徴:

  • 無料で表示される(掲載料がかからない)
  • SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)が重要
  • 時間をかけて取り組む必要がある
  • 長期的な効果が期待できる
  • ユーザーからの信頼性が高い傾向

ペイドサーチとは?

一方、ペイドサーチは広告費を支払って検索結果に表示される広告のことです。「リスティング広告」「PPC広告(Pay Per Click)」とも呼ばれています。

特徴:

  • 広告費がかかる
  • クリックごとに料金が発生するCPC(Cost Per Click)が一般的
  • すぐに上位表示が可能
  • 設定次第で効果が出るスピードが速い
  • 「広告」と表示される
オーガニックサーチ vs ペイドサーチ オーガニックサーチ ペイドサーチ 無料 掲載費用がかからない SEO 検索エンジン最適化が必要 時間 効果が出るまで時間がかかる 信頼 ユーザーからの信頼性が高い 長期 長期的な効果が期待できる 有料 クリックごとに料金が発生 CPC Cost Per Click 課金モデル 速い すぐに結果が表示される 広告 「広告」と明示される 測定 効果測定がしやすい 効果的なWeb戦略には両方を組み合わせることが大切です

CPC(Cost Per Click)とは?

CPCはペイドサーチでよく使われる課金形態で、1クリックあたりの費用を指します。例えば、CPC 100円の広告に10回クリックがあった場合、広告費は1,000円となります。

CPCには主に3つの使われ方があります:

  1. クリック課金型広告そのものを指す場合
  2. 事前に決められたクリック単価を指す場合
  3. 広告費÷クリック数で計算される指標として使う場合

CPCは低ければ低いほど費用対効果が高いと言えますが、競争の激しいキーワードでは高くなる傾向があります。

CPCの仕組み(Cost Per Click) クリック課金型広告の基本概念 STEP 1 広告主が広告を設定 広告主 広告設定 キーワード選択 最大入札額設定 広告文作成 STEP 2 検索結果に広告が表示 検索エンジン 順位決定アルゴリズム 入札額 × 品質スコア 広告 広告 自然検索結果 STEP 3 ユーザーが広告をクリック ユーザー クリックと課金 広告をクリック 広告主に課金 CPC発生 総広告費用 = クリック数 × CPC(クリック単価) 例: 100クリック × 200円/クリック = 20,000円

どちらを選ぶべき?

実は、この質問に対する答えは簡単です。両方です!

効果的なWebマーケティング戦略には、オーガニックサーチとペイドサーチの両方をうまく組み合わせることが大切です。

オーガニックサーチ(SEO)の活用法:

  • ブランディングや長期的な集客に
  • コンテンツマーケティングの基盤として
  • ユーザーの悩みや疑問に答える情報提供に

ペイドサーチ(広告)の活用法:

  • 新規サイトやサービスの認知拡大に
  • キャンペーンや期間限定情報の拡散に
  • 即効性が求められる施策に
  • SEOで上位表示が難しいキーワードの対策に

WBRAIDとは?

WBRAID(Web Attribution Reporting Identifier) は、Google が開発した一意の識別子で、主に次の目的で使われます

  • サードパーティCookieを使用せずに、ユーザーの広告クリックをトラッキング
  • Safari や Firefox など Cookie 制限のある環境での Google 広告のCV計測の補完手段

WBRAIDのしくみ(かみ砕いて)

例:Safariユーザーが Google広告をクリックし、後でCVした場合…

  1. 広告クリック時のURLに wbraid=xxxxx というパラメータが付きます。
  2. LPに着地後、Googleタグマネージャーやgtag.jsがその値を読み取り、一時保存。
  3. ユーザーがフォームを送信・購入などのCVをしたとき、その情報と一緒に wbraid 値を Google に送信。
  4. Google 側が、広告とCVを突合・補完してレポートに反映。

例えば

https://example.com/?wbraid=CjkKC...123
特徴説明
目的Cookieレス環境でもCVを補完するため
パラメータGoogle広告URLに自動で付く(wbraid=〜
測定範囲Safariなど、サードパーティCookie制限ブラウザ
補助機能拡張コンバージョン・Consent Modeと併用可能

gclidとは?

  • Google広告からのクリックに自動で付与されるID
  • 通常、**サードパーティCookieが使えるブラウザ環境(例:Chrome)**で使用されます
  • 広告のクリック〜CV(コンバージョン)を紐付けるために利用
https://example.com/?gclid=EAIaIQobChMI-...

これは広告クリック時に自動で付与され、LPなどに渡されます

Googleタグ(gtag.js)やタグマネージャーがこのパラメータを読み取り、CV時にGoogle広告に送信します

gclid と wbraid の違いまとめ

特徴gclidwbraid
主な用途通常のGoogle広告計測(Chrome等)Cookie制限環境下での広告計測(Safari等)
必要な設定自動タグ設定がONなら自動付与同上(条件に応じて付与)
使用される環境サードパーティCookieが使える環境サードパーティCookieが制限された環境
見た目?gclid=xxxx?wbraid=xxxx

補足:手動タグ(utm)との違い

  • gclidwbraid自動タグ設定(Google広告でON) によって付与される
  • 一方、utm_source=google&utm_medium=cpc などは 手動で付けるURLパラメータ(Google Analytics向け)

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