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Gitで作業ブランチを切り忘れた時の対処方法「git stash」VSCode プラグイン Git Graphでの確認

更新日:2025/02/09

こんにちは!今回は、よくある「うっかりメインブランチで作業を始めてしまった」というシチュエーションでの対処方法をご紹介します。

発生した状況

開発中に新機能を追加しようとして、つい作業ブランチを作成せずにコードの修正を始めてしまいました。具体的には以下のような変更が既に行われていました:

  • package.jsonの修正
  • 新規ファイルの追加
? 問題の状況: メインブランチで直接変更 main branch 未コミットの変更: – package.json の修正 – 新規ファイル追加

解決手順

1. 現在の状態を確認

まずgit statusコマンドで現在の状態を確認します:

git status

2. 変更内容を一時退避

変更内容をgit stashコマンドで一時的に退避させます:

git stash save "作業内容の説明"
変更内容の一時退避(Stash) Stash Storage git stash save “作業内容の説明”

3. 退避した内容の確認

git stash listで退避した内容を確認できます:

git stash list
# 出力例:
# stash@{0}: On main: 作業内容の説明

VSCode Git Graphの表示でも確認できます

Graph Description stash@{0} feature/input main On feature/input: Initial commit Enhance user input functionality Refactor code structure and improve separation of concerns 9 Feb 2025 6 Feb 2025 6 Feb 2025 9c3c659e b46f6f8d b750d2af

4. 新しいブランチの作成と切り替え

git switchコマンドで新しいブランチを作成し、切り替えます:

git switch -c feature/new-branch

5. 退避した内容の復元

git stash applyコマンドで退避した内容を新しいブランチに復元します:

git stash apply 'stash@{0}'
Stash Storage main feature/new-branch git switch -c feature/new-branch git stash apply ‘stash@{0}’ 新しいブランチの作成と変更の適用

注意点

  • stashの参照時にはクォーテーションで囲むことが安全です
  • Windows環境では特殊文字のエスケープに注意が必要です
  • 復元後はgit statusで正しく変更が反映されているか確認しましょう
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