Recline: GitHub Copilotで動作するClaude 3.5 Sonnet搭載の開発支援ツール
更新日:2025/01/16
概要
Reclineは、VSCode上で動作するClineのフォークプロジェクトです。GitHub CopilotのLanguage Model APIを活用することで、月額10ドルでClaude 3.5 Sonnetを無制限に利用できる開発支援ツールです。
特徴
- VSCode上で直接Claude 3.5 Sonnetと対話可能
- GitHub Copilotの月額サブスクリプションで利用可能
- コード生成、編集、実行の支援機能
- 環境構築やドキュメント作成のサポート
システム要件
- Windows 11 以上
- VSCode最新版
- GitHub Copilotアカウント
- インターネット接続環境
インストール手順
1. 前提ソフトウェアのセットアップ
- VSCodeをダウンロードしてインストール
- GitHub Copilotのサブスクリプションを用意
2. Reclineのインストール
# リポジトリのクローン
git clone https://github.com/julesmons/recline.git
cd ./recline
# pnpm確認
pnpm -v
9.5.0
# pnpmのインストール
npm install -g pnpm
# 依存関係のインストール
pnpm install
# VSCE確認
vsce --version
vsce : 用語 'vsce' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。
発生場所 行:1 文字:1
+ vsce --version
+ ~~~~
+ CategoryInfo : ObjectNotFound: (vsce:String) [], CommandNotFoundException
+ FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException
# VSCEのインストール
npm install -g @vscode/vsce
# VSIXパッケージの作成
pnpm run package
# VSCodeへの拡張機能のインストール
code --install-extension ./recline-0.2.11.vsix
※vsce
は Visual Studio Code 拡張機能をパッケージ化および公開するためのコマンドラインツールです。これを使用することで、VS Code 拡張機能を簡単に作成、パッケージ化、公開することができます。
3. GitHub Copilotの設定
- VSCodeでGitHub Copilot拡張機能をインストール
- GitHubアカウントでログイン
- CopilotチャットでClaude 3.5 Sonnetを有効化
4. Reclineの設定
- VSCodeでRecline拡張機能を開く
- API ProviderをVScode Language Model APIに設定
- モデルをClaude 3.5 sonnetに設定
- 必要に応じてカスタムインストラクションを設定
注意事項と対応策
日本語文字化け対応
@/src/extension/utils/sanitize.ts
の該当コードを修正することで日本語入力に対応可能です。
フォルダ構造取得エラーの対応
- fd.exeをダウンロード
- システム環境変数のPathにfd.exeのパスを追加
制限事項
- Language Model APIにはレート制限が存在する可能性があります
- 具体的な制限値は明確になっていませんが、通常の使用では問題ない範囲です
まとめ
Reclineは、VSCodeとGitHub Copilotを組み合わせることで、手頃な価格でClaude 3.5 Sonnetの機能を活用できる強力な開発支援ツールです。コード生成からドキュメント作成まで、幅広い用途で活用できます。
-
検索
(例) debug search etc.. -
カテゴリー
新規記事
人気記事ランキング
SEOサンプル記事
話題のキーワードから探す