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Supabase 初心者向け解説、Supabase CLI インストール（Scoop）

Supabase 初心者向け解説、Supabase CLI インストール（Scoop）

更新日：2025/04/09

Supabaseってなに？

超ざっくり言うと「Firebaseのオープンソース版みたいなもの」です。
サーバーサイドの面倒な処理をノーコード／ローコードで簡単にできるサービスです。

Supabaseは「BaaS（Backend as a Service）」に分類され、バックエンドのサービスを用意してくれます！

主な特徴：

PostgreSQLベースのリアルタイムなデータベース
ユーザー認証機能（ログインとか）
ストレージ（画像とかファイルを保存できる）
API自動生成（DB作るとREST APIが勝手にできる）
ローカル開発にも対応（→ Supabase CLI）

PostgreSQLは？

PostgreSQL（ポスグレ）は、世界中で使われている
無料で高機能なデータベースソフトのことです。

ソフト名	特徴
MySQL	軽くて速い。WordPressや多くのWebサーバーで使われる。
PostgreSQL	高機能で拡張性が高い。Supabaseが使っている。
SQLite	軽量。ファイル1つだけで動く。スマホアプリやテスト用に◎
MariaDB	MySQLと互換性あり。オープンソース志向の人に人気。
Oracle Database	商用。大企業・官公庁向けで超高機能。
SQL Server	Microsoft製。Windows環境でよく使われる。

アカウント作成

メールアドレスで登録、GitHub認証できるようです。

アカウント作成後、ダッシュボードにアクセスできます

ダッシュボードについて

+ New Project で新しくプロジェクトを作成

organization を設定してない場合は作成する必要があります

organizationは会社や個人利用といった組織の設定ですね。

New Projectはプロジェクト名、データベースパスワード、リージョンを選択して作成できます！

プロジェクト作成するとProject API Keysも/settings/apiで確認できるようです

Get started by building out your database

プロジェクトページのウェルカムメッセージの下にデータベースの構築から始めましょうとありますので、まず用意されているSQLをSQLエディタで流してみることで構築を進めてみるとよさそうです、、

下記のDOCSを参考にSQLを実行してみます
https://supabase.com/docs/guides/getting-started/quickstarts/nextjs

-- Create the table
create table instruments (
  id bigint primary key generated always as identity,
  name text not null
);
-- Insert some sample data into the table
insert into instruments (name)
values
  ('violin'),
  ('viola'),
  ('cello');

alter table instruments enable row level security;

「Table Editor」で作成が確認できました！

Supabase CLI + Scoopについて

Supabase CLIって？

Supabaseをローカルで開発できるようにするコマンドツールです。
例：コマンドでデータベース立ち上げたり、テーブル作ったり、マイグレーションしたりできます。

Scoopって？

Windowsのパッケージ管理ツールです。
macOSでいうHomebrewみたいな感じ。コマンドで簡単にツールをインストールできます。

またScoopは管理者権限不要で個人フォルダにインストールで

C:\Users\<ユーザー名>\app\scoop\にインストールする場合

下記は管理者権限で開く必要はありません

cd ~/Downloads

インストーラーをダウンロード

Invoke-WebRequest -UseBasicParsing get.scoop.sh -OutFile installer.ps1

インストーラー先を指定して実行

./installer.ps1 -ScoopDir "C:\Users\<ユーザー名>\app\scoop"

>>
Initializing...
Downloading...
Creating shim...
Adding ~\app\scoop\shims to your path.
Scoop was installed successfully!
Type 'scoop help' for instructions.

インストール成功の確認

scoop config

Supabaseのバケット（レポジトリ）を登録

scoop bucket add supabase https://github.com/supabase/scoop-bucket.git
>>
Checking repo... OK
The supabase bucket was added successfully.

Supabase CLI をインストール

scoop install supabase
>>


-----

'supabase' (2.20.12) was installed successfully!

インストール確認

supabase --version
>>
2.20.12

C:\
└─ Users\
   └─ <ユーザー名>\
      └─ app\
         └─ scoop\                       ← Scoop本体のルート
            ├─ apps\                    ← 実際にインストールされたアプリの本体が入る
            │  └─ supabase\
            │     └─ current\           ← Supabase CLI の実体（実行ファイルなど）
            │        ├─ supabase.exe   ← CLI本体（ここが実行される）
            │        └─ その他ファイル
            ├─ shims\                   ← CLI実行用のショートカット群（Pathに通ってる）
            │  └─ supabase.exe         ← 実行用の中継ファイル（shim）
            ├─ cache\                  ← 一時ファイル（ZIPなどが入る）
            ├─ buckets\                ← インストール元（GitHubレポジトリ）情報
            └─ persist\                ← 永続的な設定や保存データ（ツールによる）